魔が差したというか。
それ以外に形容できないような事態でした。
私は普段、カップラーメンのような食べ物は、好きか嫌いかでいうと、嫌いに位置づけるくらい、インスタントラーメン的な食べ物は食べないんですよ。
しかしその日の私は何を思ったかカップラーメンを作ってパソコンの前に座ったのでした。
パソコンの画面を眺めながらカップラーメンを食べていたところ、手が滑ってカップラーメンがキーボードに!
キーボードの隙間に吸い込まれていく、麺やネギ達。
「うわ、最悪や」
と、私は思いましたが、それと同時に
「ノートパソコンじゃなくてよかった」
とも思いました。
キーボードはどうも複数のキーを一気に認識してるみたいで、Cを押してもCVって表示されました。
Vを押してもCVと入力されてしまいます。
要するに壊れました。
しかし、このような商品を買うと安い価格でキーボードが使い捨てできるわけで助かります。
しかし、注文しても届くまでにタイムラグは発生するだろうし、別PCのキーボード挿しなおすのも面倒だし、ラーメンまみれになったキーボードを洗浄して、使えるようにならないか 試してみました。
以下の作業は、壊れたキーボードで遊んで、あわよくば直ればいいな という考えで行ったことなので、真似して余計に壊れたとかいわないでください。
まず、裏面のビスをすべてはずし、分解しました。
裏蓋、接点絶縁シート、キーに分かれたので、まずは裏蓋の中のラーメンの汁を綺麗に拭きました。
次に接点絶縁シートと、キーをお風呂場に持って行って、シャワーでジャブジャブ 丸洗いにしました。
キーの隙間に溜まったホコリや髪の毛、タバコの葉っぱ、ラーメン、ネギなど、すべて綺麗に流れていって、新品同様に生まれ変わりました。
そして、しばらく乾かして組みなおして、パソコンにつなげてみました。
最初のパスワード画面でログインパスワードをいれようとしたところ
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●・・・・ とまらねー!!
どうも、失敗したみたいです。
分解する前よりひどくなりました。
勝手に色んなキーが押しっぱなしになっているようです。
一度、はずして、今度は接点絶縁シートの隙間を、丁寧にティッシュで拭きました。
ああ、ティッシュじゃなくティシューですね。鼻紙ともいいます。
綺麗にふき取って再度組みなおして、接続してみたところ、見事復活しました。
今回はキーボードを買い換える必要はなかったのですが、もし壊れたとしても数百円で新しいのが買えるわけで、ノートPCをお使いの人も、普段から外付けキーボードを使っていれば安心度はあがるんじゃないでしょうか。
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